
7月は、冷房の効いた室内で過ごす時間が長くなったり、旅行や帰省で車に乗ったり、重い荷物を持ち運んだりする機会が増える季節です。
「長時間座った後に腰が重い」「旅行の荷物を持ち上げたときに腰が気になった」という方もいるのではないでしょうか。
今回は、夏に見直したい座り方や荷物の扱い方、医療機関へ相談したい症状をご紹介します。
腰痛には、筋肉や関節などへの負担だけでなく、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、骨折、感染症など、さまざまな原因があります。血管・泌尿器・婦人科・消化器など、腰以外の病気が関係する場合もあります。
そのため、「冷房による冷え」「姿勢」「骨盤のゆがみ」だけを原因と決めつけることはできません。症状の経過や、腰痛以外の体調変化にも注意しましょう。日本整形外科学会「腰痛」
暑さを避けて室内で過ごしていると、デスクやソファで同じ姿勢が続くことがあります。
姿勢を固めたままにせず、定期的に立ち上がったり、座り直したりしましょう。冷房の風が腰へ直接当たって不快に感じる場合は、風向きや座る位置、衣服などで調整してください。熱中症予防のため、冷房を我慢する必要はありません。
スーツケースや飲料の箱などを持ち上げるときは、荷物に身体を近づけ、膝を曲げて腰を落とします。腰だけを深く曲げたり、荷物を持ったまま急に身体をひねったりしないようにしましょう。
重い荷物は小分けにする、キャスターや台車を使う、無理に一人で持たないといった工夫も大切です。厚生労働省も、重量物の取り扱いや深い前屈、長時間の同一姿勢などを、腰への負担に関係する要因として挙げています。厚生労働省「腰痛予防対策」
車や電車で移動するときは、腰や背中を背もたれへ預けられる位置に座席を調整しましょう。
可能であれば途中で休憩し、痛みが強くならない範囲で少し歩いたり、姿勢を変えたりします。旅行先で普段より歩く量が増えた場合も、疲れを感じたら早めに休みましょう。
腰痛の原因や状態によって、適した運動や避けたい動作は異なります。
痛みを我慢して腰を伸ばす、強くひねる、反動をつけて動かすことは避けてください。動いた後に痛みが強くなる、脚まで痛みやしびれが広がる場合は中止しましょう。
激しい痛みや外傷直後を除き、必要以上に寝たままで過ごすのではなく、症状が悪化しない範囲で日常の動作を調整することが一案です。ただし、強い痛みや脚のしびれがある場合は、体操より受診を優先してください。
次のような場合は、早めに整形外科などの医療機関へご相談ください。
安静にしても痛みが軽くならない
日ごとに痛みが強くなっている
発熱や強い体調不良を伴う
転倒や事故の後から強く痛む
脚のしびれや力の入りにくさがある
夜間も強い痛みが続く
尿が出ない、尿や便が漏れる、股周辺の感覚がおかしい、両脚に急な脱力がある場合は、整体やセルフケアを優先せず、速やかに医療機関を受診してください。
当院では、医療機関で緊急性のある病気が否定された方を対象に、日常生活で気になる姿勢や動作についてご相談を承っています。
座ると腰が気になる、荷物を持つ動作に不安があるなどのお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。

院長 藤田 祐輝
作業療法士
介護施設や整体院、リラクゼーション店などの経験を経て「腰痛整体 猫の手」を開業。
総施術実績 10000件以上
提携院はこちら
スポーツ整体院 快癒庵ひいらぎ
https://kaiyuan-hiragi.com/
スポーツ整体ひいらぎ 三沢院
https://hiragi-misawa.com/
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